溺愛兄に囲まれて。



「「「優那、本当か!?」」」


「うぇっ!」


いきなり矛先が私に向く。


「あ、えっと…ほんとう、です…」


嘘をついてもしょうがないと、本当のことを言った。


―お兄ちゃんたちは氷ついていたけど。



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