ある夏の晴れたソラに
ある日、夏樹が消しゴムを忘れたのに気づき友達に予備を持っているか尋ねたが誰ももっておらず困っていた。

そこに

「消しゴムわすれたの?あたしのあげる。」

と空がいい、じぶんの持っていた消しゴムを二つに割り

「汚くてごめんね。よかったらつかって。」

と言い、夏樹の手のひらに置いた。

そして夏樹は、やっと自分の情けなさに気づいた。
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