モノクロ
痛い

重い

苦しい


ゆっくりと目を開ければ目の前には父親の頭。
幼いながらも精一杯の力でお父さんの頭を退かした。
すると目の前には窓ガラスがあった。
椅子はその横にあり、床はやはり天井だった。

ただ先程と違うのは、誰の叫び声も聞こえないことと、バスが動いていないこと。
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