転校生は幼なじみ


「ただいま、みぃ!」



嘘…。


「優斗…??」


あの…彼??



結婚の約束もしたことがある。

まぁ小さいときの話だけど。



「おかえり、優斗!!」


長い間あえなかった幼なじみ。

嬉しくて少し泣きながら優斗に笑いかけた。


「なにないてんだよ」

「へへっ!」

「お前昔は泣かなかったのにな」

「だって優斗が泣くから泣けなかったの!!」


少しおこった顔で返すとなぜかだきしめてくれた。


「じゃあこれからは泣いていいっすよ?」


「優斗?」

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