転校生は幼なじみ


「俺もう泣かねぇし♪」


「じゃあちょっとだけ…」


少し優斗に抱き締められたまま泣いた。


優斗とお別れしたあとからかな。


私が泣き虫なったのは。


小さいながらに優斗に恋をしてた私。


さすがに今まで引きずってはないけどさ。


ずっと…

ずっと

「会いたかった」

「俺も。」


私と優斗の間には友情の深い絆がある。


落ち着いた私は昨日までのことを話した。


「なんでだまってたの??」


「は?お前が気づかねぇからだろ??」

「そうだけど…。でそのキャラはなに??」


< 16 / 116 >

この作品をシェア

pagetop