転校生は幼なじみ


バスについてるカラオケには俺らの歌がはいってて


人気を実感する。


やっぱそれは素直に嬉しい!


曲が流れて歌い終わると
拍手された。



「かっこよかったぁ!!!!」
「ユウ素敵ー!!!」


「ありがとうっ」


席に座って帽子を深くかぶって目を閉じた―――




「おぃ優斗」


「――ん」

「起きろ優斗!!!」


隣から誰かが呼んでる…


「…うるせぇ」

「起きろって」

「うるせぇバカ。だまってろ!!」

「え……?」

あーねみぃ………


ん?


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