転校生は幼なじみ
【南】
先生に言われたとき、
すごく心配になった。
だから行かなきゃって。
でも1人でいくのは嫌だったから、風菜と真田くんを誘った。
ふら~と寝室に向かった優斗はやっぱしんどそう。
「ね、南はさ、優斗くんのことどうなの?」
「好きなんだろ??」
「えぇ?!!」
いきなり2人から質問攻め。
な、なんて言えばいいの…。
正直好きかもしれないけど…
まだよくわかんなくて。
「あの…私は…」
ニヤニヤしてる2人から目を反らして床をみた。
「自分の気持ちがまだわかんない…。」