転校生は幼なじみ
洗いものを終えるとまた優斗のいる場所に。
「薬飲んだ?」
「ん、ありがとな」
「ううんっ」
「もう暗いな。もう帰る?」
「あ…そうしよっかな」
私がいても優斗は気を抜けないだろうし…。
カバンをもって立とうとすると小さな声が聞こえた。
「みぃ…」
「ん?」
「ここにいろよ…」
熱のせいで潤んだ瞳
赤くなった顔
色っぽい優斗から私は目が話せなかった。
かっこいい…。
「ダメ?」
可愛い優斗。
こんな一面もあるんだ。