転校生は幼なじみ


私はいつの間にか涙を流してた。


ただ優斗を責めた。


私は優斗に遊ばれたの??


「優斗がわかんないよ…優斗なんか大っきらい!」



しゃがみこむ私を優斗が抱き締めた。


ほんとは腕を払いたいのに…


あまりにも私を優しく抱きしめるから。


「ごめん、みぃ。俺は…」



「みぃのことが…好き」



「だから嫌わないで」








優斗の震える声、体。



全部伝わってくる。





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