生徒会長と私と幼なじみの三角形
~莉緒side~
「あ、あの……会長」
「何?」
「伝えたい、事が……」
私はそういいかけてまた泣いた。
「ゆっくりでいいから。」
会長が私に声をかける。
「う………ん……。私、ね。」
「あぁ。」
「会長が、好きですっ……ッ」
「あぁ。」
「だから……、私と付き合って、下さい……!」
顔を真っ赤にして言う木下。
そんなの、もちろん。
「ありがとう、木下」
俺は、木下の抱き締める。
「俺も、好きだよ?だから……」