好きな人へ
気になる
あれから一週間が経ちあたしはまた学校に行った。

あの頃はまだ通信コースで週に1度しか学校に通っていなかった。

その日はあたしの担任と初めてあった。

『はじめまして。雫ちゃんだよね?』

「はい…。」

『竹永美幸といいます。雫ちゃんの担任させてもらいます。』

「よろしくお願いします。」

そんな挨拶をして担任と英語の補習をしながらいろんな話をした。

「あの…今日は前島先生は…?」

思わずこの前いた数学の先生のことを聞いた。

竹永という先生は少し驚いたような顔をし

『前島先生は今日は休みだよ♪この前、前島先生の補習受けたんだよね?』

「はい。」

前島先生がいないと聞くとあたしはすごく寂しくなった。

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