これからの季節に~新雪初めて踏むきもち~【完】
サヤカは、おじいちゃんからその鏡をもらった。
サヤカが、もうすぐ進級、と思っていた頃だった。
両親と一緒に、母方の実家に帰った時だった。
おばあちゃんはもういない。おじいちゃんに言われた。
「サヤカ、いいのがあるよ」
サヤカは言った。
「何?じいちゃん」
そこから、物置に案内された。サヤカのおじいちゃんは言った。
「ここを掃除すると、良いものが見つかるよ」
おじいちゃんはちょっと不思議な人で、サヤカは思わず言った。
「何?それ」
「いいからいいから。後でおこずかいもあげる。やっといてね」
「はあーい」
そこでサヤカは、物置の奥から、中心からきらきらとした光が渦巻いて輝く不思議な鏡を見つけたのだった。
サヤカが、もうすぐ進級、と思っていた頃だった。
両親と一緒に、母方の実家に帰った時だった。
おばあちゃんはもういない。おじいちゃんに言われた。
「サヤカ、いいのがあるよ」
サヤカは言った。
「何?じいちゃん」
そこから、物置に案内された。サヤカのおじいちゃんは言った。
「ここを掃除すると、良いものが見つかるよ」
おじいちゃんはちょっと不思議な人で、サヤカは思わず言った。
「何?それ」
「いいからいいから。後でおこずかいもあげる。やっといてね」
「はあーい」
そこでサヤカは、物置の奥から、中心からきらきらとした光が渦巻いて輝く不思議な鏡を見つけたのだった。