これからの季節に~新雪初めて踏むきもち~【完】
クリタは鏡の前に、3本の缶を置いた。
「じゃあ、やるよ。飲み物選手権」
左から、炭酸、オレンジジュース、乳酸菌飲料、と並んでいた。
サヤカは言った。
「飲みあわせ悪そうだね」
「それでやるのが俺ってもの!ゴクゴクいきまっせー!」
「ガンバレー!!」
まず、クリタが炭酸を手に取った時、サヤカの部屋の扉が開いた。
「あ、お母さん」
クリタの動きが止まった。
サヤカのお母さんは言った。
「あら、何してるの?」
「鏡磨いてた」
「あー、そう、おじいちゃんから貰ったアレね。がんばって、あと、はいこれ。リビングに携帯忘れてたわよ」
「あー!ありがとう!!」
「今度忘れたら中身見るわよ。じゃあ」
サヤカのお母さんは、少しチョイ悪だった。
少したって、クリタは言った。
「…ビックリした」
「ねー!初めてだねこんな事!!」
「うん、そうだね、いくぞー!ドリンク選手権!」
「おー!」
「じゃあ、やるよ。飲み物選手権」
左から、炭酸、オレンジジュース、乳酸菌飲料、と並んでいた。
サヤカは言った。
「飲みあわせ悪そうだね」
「それでやるのが俺ってもの!ゴクゴクいきまっせー!」
「ガンバレー!!」
まず、クリタが炭酸を手に取った時、サヤカの部屋の扉が開いた。
「あ、お母さん」
クリタの動きが止まった。
サヤカのお母さんは言った。
「あら、何してるの?」
「鏡磨いてた」
「あー、そう、おじいちゃんから貰ったアレね。がんばって、あと、はいこれ。リビングに携帯忘れてたわよ」
「あー!ありがとう!!」
「今度忘れたら中身見るわよ。じゃあ」
サヤカのお母さんは、少しチョイ悪だった。
少したって、クリタは言った。
「…ビックリした」
「ねー!初めてだねこんな事!!」
「うん、そうだね、いくぞー!ドリンク選手権!」
「おー!」