ただひとつ。Side Story
「…あれだろ。どーせお前、『佐野』って言いたいんだろ。」
「………!あれ?何で?」
予想、ついてたのか…?
「そんなの俺じゃなくても誰でも予想つくんだよ。…なんだ、聞いて損した。」
…うっ。
せっかく手に入れた情報が…。
「…野球部の奴に聞いたんだろ?そうなら、佐野か俺が犯人かって言われてることくらいは分かってる。…ったく…、誰に聞いたんだよ。」
「…誰って…、『健』?」
「…え。」
青山の顔つきが…
一変した。
「あいつ…、なんて?」
おっ…?
食いついてきた!
「いや、何かその事件当日…健が会ったらしいんだよ。」
「…佐野に?」
「…それもそうだけど、その直前に、西藤と部室で会ったって……。」
「……?あいつ部活に出てなかったんだろ?」
「練習着に着替えたらしい。」
「……何で?」
「………!あれ?何で?」
予想、ついてたのか…?
「そんなの俺じゃなくても誰でも予想つくんだよ。…なんだ、聞いて損した。」
…うっ。
せっかく手に入れた情報が…。
「…野球部の奴に聞いたんだろ?そうなら、佐野か俺が犯人かって言われてることくらいは分かってる。…ったく…、誰に聞いたんだよ。」
「…誰って…、『健』?」
「…え。」
青山の顔つきが…
一変した。
「あいつ…、なんて?」
おっ…?
食いついてきた!
「いや、何かその事件当日…健が会ったらしいんだよ。」
「…佐野に?」
「…それもそうだけど、その直前に、西藤と部室で会ったって……。」
「……?あいつ部活に出てなかったんだろ?」
「練習着に着替えたらしい。」
「……何で?」