ただひとつ。Side Story
♪~♪……
不意に……
着うたが流れる。
「和志~、携帯鳴ってるぞ。」
大地が俺の携帯を手にとった。
「…マジ?どれどれっ、浮気相手じゃね?」
健がそれを奪うと……
画面を開いた。
「…おまっ…、普通見るか?」
「………。なーんだ、つまんね。」
健はすぐにそれをポイっと投げた。
「バッカ、何すんだ。」
俺は慌てて拾いあげると……
画面を確認した。
【トーコ】
「…………。」
…透子だ。
電話くるなんて…
珍しすぎる。
「…何だかんだ言って、なあ?仲いーじゃん?」
「…確かに。【ごめんね】電話かあ~?」
大地と健がはしゃぐ。
その側で……
颯太だけが、ニヤリと笑っていた。
こいつ…
ひよりに告げ口しやがったな……?
不意に……
着うたが流れる。
「和志~、携帯鳴ってるぞ。」
大地が俺の携帯を手にとった。
「…マジ?どれどれっ、浮気相手じゃね?」
健がそれを奪うと……
画面を開いた。
「…おまっ…、普通見るか?」
「………。なーんだ、つまんね。」
健はすぐにそれをポイっと投げた。
「バッカ、何すんだ。」
俺は慌てて拾いあげると……
画面を確認した。
【トーコ】
「…………。」
…透子だ。
電話くるなんて…
珍しすぎる。
「…何だかんだ言って、なあ?仲いーじゃん?」
「…確かに。【ごめんね】電話かあ~?」
大地と健がはしゃぐ。
その側で……
颯太だけが、ニヤリと笑っていた。
こいつ…
ひよりに告げ口しやがったな……?