ただひとつ。Side Story
「雨上がりの空の下」裏バナ
『雨上がりの空の下』では、描ききれなかった颯太の心情、葛藤を中心に描いていきました。
明るくて、人気者。でも実は繊細で弱い部分が見え隠れする、とても人間らしい一面を持ち合わせている人物です。ですので、一番悩んで作成したのが、この『雨上がりの空の下』でした。
ここからが、彼等の時間が動き出す…【始まり】の物語です。
ただひとつ。の最後の最後を『続編』にせず『番外編』にしたのは、物語の真相をもう少し密に描きたかったからだと思います。
一番、一途で……
一番、せつない思いをしていたのが、彼かもしれません。
やはり、彼の強い想いこそが……
ラストを飾る、ストーリーを生み出したのだと思います。