イジワルな君に恋をする



「・・・音、聞きたい、から、とか?」




すると彼は口の端をクイッと上げてこっちに近づいてきた


・・・何?

何かしたっけ・・・?




「ふーん。俺の音、良かったんだ?」

「めっちゃ良かったですよ♪」





くるっと方向を変えてさっきの場所へ戻った


ん?
この人、分かんないなぁ・・・

何がしたいのか・・・




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