イジワルな君に恋をする


「あ、やべ。俺ちょっと用事来できた
から帰ったって言っとってな」



“んじゃ、バイバイ”



その言葉だけを残して去っていった

あ、嵐みたい……





「何なんよ、アイツ!いっつもあんなんでッ!」

「いっつも、ですか」





そーやねんよー、と言ってまたグチり始めてしまった

愚痴っちゃうんだ、結局……





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