キミが消えた日
懐かしい気持ち
蒼太side
なんやろ…。
"あお"のこと聞いたら黙ってしもた。
「ん、ここやで」
「おじゃましまーす…」
「遠慮せんでな?」
裕さん優しいな、
なんて考えながらリビングへ。
「…わー、久々に来たけど変わってへんなぁ」
リビングに入った瞬間出てきた言葉。
裕さんはもちろん、僕も驚いた。
「…へ?」
「あ、いや、なんか口が勝手に…!」
めっちゃ動揺してる僕。
そんな僕を見て笑った裕さん。