恋に恋して恋をする。
ナルシストなわけじゃない
ふらふらと部屋に入ると頭からベッドにダイブした。
あれからどうやって家に帰ってきたのかよく覚えていない。
………え?あれ?
私、フラレたの?
てか、告白もしてないんですけど……?
“俺のこと気になってる?”
奏くんの言葉が蘇る。
いやいや、確かにそう思ってもおかしくない状況だったけど……
でも普通そんなこと聞く?!
デリカシーなさすぎでしょ!
あー!!何かだんだん腹立ってきた!
何が“俺のこと好きなんてやめなよ”だ!
確かに、確かに!気にはなってたけども!
でも!
「好きだなんて、ひとっことも言ってないから!!」
最後のほうはもう声に出していた。
奏くんがあんな人だなんて、思わなかった!
あれからどうやって家に帰ってきたのかよく覚えていない。
………え?あれ?
私、フラレたの?
てか、告白もしてないんですけど……?
“俺のこと気になってる?”
奏くんの言葉が蘇る。
いやいや、確かにそう思ってもおかしくない状況だったけど……
でも普通そんなこと聞く?!
デリカシーなさすぎでしょ!
あー!!何かだんだん腹立ってきた!
何が“俺のこと好きなんてやめなよ”だ!
確かに、確かに!気にはなってたけども!
でも!
「好きだなんて、ひとっことも言ってないから!!」
最後のほうはもう声に出していた。
奏くんがあんな人だなんて、思わなかった!