君と私。

さっき話した男の子の後ろには、さっき私に告白（?）してきた彼がいた。

「ん？
なんだよ、だりーな…
って、沢城さん?!」


あ、やっぱり田辺くんだ。


「え、なに、隆治知ってんの?!
ってか、可愛い!」

と、意味不明な分からない事を言うもう一人の彼。


「…小沢（おざわ）と田辺か…」

蒼ちゃんはめんどくさそうに言う。


あ、私一応田辺くんに挨拶しなきゃ。


「さっきぶろ、田辺くん」

私は田辺くんを見てすこし笑ってみせる。


そうすると、みるみるうちに紅くなりだす彼。

…何故？？

「って、てか、蒼って彼女いたのかよ!?
うわぁー、だから今日もあの可愛い子振ってた訳ね!
わかったわかった。」

と、一人で納得をしている様子の小沢くんと言う彼。