騙し、騙され、愛の渦
翔太が帰り際に話してくれた。


あの名刺はキャバクラじゃなくてオカマバー。


職場の同僚達と、その店にたまたま行ったら、

依存について親身になってくれる医者を知ってると“ルリコ”というおかまのホステスさんが言っていて、外で会う約 束をしたらしい。


翔太は翔太なりに、将来を考えていてくれていた。


前向きになろうとしていたが、なかなか話せずにいた翔太。


すれ違いが多くなってきていた私達だけど、

新しく進み出した私達を祝福するように、

るイルミネーションは輝いていた。


2人でアルコール依存を克服して、素敵な家庭を築いて行きましょう。


騙して復讐してやるつもりが、騙されて罠にはめられたの。





情に流されて暮らして来て、最後に愛の渦にのまれた私は もう逃げられない。


愛がまた巡って、優しく思いやりのある子供達が産まれま すように―――……



【END】

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