16歳のメイドさん






私は、自分の気持ちがわからなかった










「私も、隼人君が大好きです





妹のためにも、戻るわけにはいかないんです」








すると、ドアを開ける音がした。






「お姉ちゃん…?






っ、あっ、ごめんなさいぃぃ」





といって、目を手で覆った








この体制を見たら勘違いしちゃうよね









「盗み聞きしちゃってごめんなさい





でも、私のことはいいから。





お姉ちゃんは戻ってあげて?





隼人さん、お姉ちゃんをよろしくお願いします。」










「嫌よ、林檎はどうするの?」










「私は、ここで暮らす」







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