16歳のメイドさん








「ありがとう、早苗さん」









林檎に続いて私も言った





「林檎を今までありがとう、早苗さん」








「子供は好きよ」








ふふっと笑って、早苗さんは行ってしまった






「荷物の整理してくるから、そこで待ってて」








そう言って、林檎は出てしまった









「隼人君…あの…」







「ん?」








「すこし、動いてもらえませんか?」









「あっ、悪い。



この体制のままだった」






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