涙ペットボトル

温かい       優太【side】






「好きだ────────」



それは、まだオレが中2だったころ。



人生で初めての告白。



ちさきに気持ちを伝えた。



ちさきは、その頃大学で試験に向かって


猛勉強しているところだった。



だから、お互いに都合が合わなくて

会えなかった。




だから…オレは、不安になった。




誰かにとられる───────。


そう思いながら告白した。







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