涙ペットボトル
夏 あかり【side】
「んーー!!終わったぁ!」
のびーっと気持ちよくしているのは、
かのんちゃん。
終わったのは、中間テストが終わったから。
あたしも、終わってすっきりしたところ。
「かのんちゃんお疲れ様」
「あかりもおつかれさーん」
かのんちゃんは、あくびをしながら言った。
あくびをし終わると、
あたしのほうを向いてきた。
「そーいえばさー、、優太くんとどうなの?」
う……………。そこきますか?
「えーと、、まぁ、いろいろ」
あたしは、とぼけるように言った。
「……………何かあったでしょ?」
す………鋭い!!
「吐けっ!!」
「はい……」
あたしは、おどおどしながら、
この前あったことを話す。