涙ペットボトル
縮む距離 あかり【side】
「──────ってことがあって」
あたしは、あったことを全部優太くんに話した。
「わり。オレのせいだよな」
「ううん。全然そんなことない」
「あいつらなにやってんだろな」
優太くんは、ちょっと怒った顔になった。
「あ!でも全然大丈夫だから!
あたしが馴れ馴れしくしたのが
悪いし、優太くんは優しいから
怒っちゃだめ!!」
あたしは焦って言っていた。
「ふっ!やっぱりあかりおもれー」
ドキッ──────。。
笑った顔が大好き。
全部好き。
でも─────────
「ごめんね。これからは、気をつけるから」
「あー。。それさぁ。。。
馴れ馴れしいとか思ってもないし
迷惑とかおもったこともないからな」
「え…………」
優太くんは、顔を赤らめた。
うそ…………。
「ほんとに?ほんとのほんとに?」
「…………ぅん。逆に一緒のほうが楽しいし。
オレは、あかりがいい奴だと思うから
てか一緒じゃなきゃヤダ」
キュン──────。
どーしよー………………
嬉しすぎる…………………………