涙ペットボトル
正直かっこわりぃと思った。
あんなとこ見られて。
でもあかりがあのときいなければ
オレは、きっと今頃なんにもなかっただろう…………………。
ほんとにありがとな、あかり。
───────。
んで、これから夏休みだ。
うっし!やった。
遊び三昧だ(笑)。
「なぁなぁ、優太ぁ!
夏休みどっかいかね?」
ヒロトが話し掛けてきた。
「いーなぁそれ!」
「だろぉ!?どこ行く?どこ行く?
やっぱ遊園地か。それとも海?」
「あ!オレ、遊園地いきたいわ。
この前できた◯◯マウンテン乗りたい」
「えぇーー!女子のみーずーぎー!」
「うっせ。変態っ!」
オレが笑いながら言っていると、
「えー!優太くんとヒロトくん
遊園地いくのー!?
いーな!いーな!いきたぁい」
とクラスの女子がいった。
「んじゃいこーぜ」
オレとヒロトは言った。
「でも女子もうちょっとふやそー。
男子増やしとく」
「おーけー。でも3にんは、きまってるからね。でももうちょっとだけほしーな」
オレは、それを聞いて
一緒に行きたいと思った。
「あかりたち遊園地いかない?」
あかりと行きたいって。
佐々木もあかりもいーよいってくれたし
オレは、ますます楽しみになった。
楽しみは、遊園地より───────
あかりと会えることかもしれない……。