涙ペットボトル
好きだよ あかり【side】
「いらっしゃいませー
コスプレ喫茶でございます♡」
朝からあたしたちの学校は、大賑わい。
今日は、文化祭。
「あかりちゃーん。
イチゴパフェ2つ!」
「はーい!」
もちろんあたしは、スイーツ担当。
なので、スイーツを作っています。
「きゃーーー♡♡」
女の子たちの黄色い声が聞こえる。
「何を召し上がれますか?
お嬢様たち」
そこに黒い服でたっている
優太くん。
かっこいい──────。
キューン。。
優太くんは、午前中に仕事。
あたしも合わせて午前中に仕事です。
二人で文化祭回るんですけど
い…いいのかな?
嬉しいけど
なんでかな?
「あかり。ドーナツ4つ頼む」
優太くんが言う。
「あ、はぃ」
めっちゃかっこいい。。
美の世界大会があったら優勝ですよ。
じっと優太くんが見つめている。
「どーしたの?優太くん」
「あ、いやべつに、、
仕事終わったら言って」
「ぅん。」
あたしがそう言うと、
優太くんは、人ごみの中に消えていった。
好きだなぁ。