涙ペットボトル



となりで優太くんをみていて


きゅーって胸が苦しくなった。




「あたし、、優太くんの

笑顔好きだなぁ」



「えっ?」



ハッ…─────。



なに言ってんのよあたしーーー!!!!



かぁぁぁぁぁぁぁ。



真っ赤になる。
   

「あ、えーと

うん、あははっ/////」


ごまかせよー!ごまかせよー!


ってイヤイヤイヤ。ごまかせれてないっ!



「オレは、あかりの笑顔好きだけど?」



えっ…───────。




今、なんて、、、?

 
 
「優太くん?」



真っ赤な優太くん。


あたしも真っ赤になる。



「ねぇ。あたしって

優太くんの彼女でいていい?」



ドクン、ドクン、ドクン。



優太くんがあたしを見る。


どうしよう。。



否定なんかされたら…──────。



「オレさ、

ずっと彼女いなかったんだよな」



ん?


「優太くん。

それ、ほんと?」




「うん。付き合うの初めて」



意外…──────。




「だからさ、あかりが

初カノです/////」



ドキッ…───────。




「いいの?」



「うん。てゆーかあかりじゃなきゃやだ」




キューン。


「じゃあ、あたしも

優太くんが彼氏じゃなきゃやだよ」



にこって笑った。



そっか。




彼女でいいんだ。





優太くんの彼女。





その彼女がずっとあたしでありますように。







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