涙ペットボトル

怒ってる?      あかり【side】





ピピピピピピ…………。


「はぁ…学校行きたくない」



そう言ってあたしは、起きた。



優太くんを怒らせちゃったことが

怖くて、苦しい。



あたしはそれに逃げたいと思っていた。




自分弱いなぁ…。




朝から何度もため息をついて



家を出た。




ーーーーーー。



「おはよう」


「おー!あかりはよ」


挨拶をしたのは、かのんちゃんだ。



席に着くと隣をみた。



優太くんは、まだきていないみたい。



ちょっとホッ(´д`)



「ねーねーあかり」



「ん?」



「昨日ね、ヒロくんち行ったの♡」



「そーなんだ」



「でねでね、やっちゃった♡」




「?。何をやったの?」



「えー♡わかんないの?」


デレデレしているかのんちゃん。



?どゆこと?



「何?何?」



「えー♡もーあかりったら」


そう言うとかのんちゃんは、

あたしの耳元で言った。





ーーーーーーー。






はい?





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