涙ペットボトル
じゃないと、こんな完璧な奏太さんが
優太くんくんを羨ましがるとは、
思えない。
優太くんのちょっとしたところが
奏太さんは、好きなんだと思った。
「あー。さてと!ふられたし
みんなこっち注目してるし
………あかりの後ろの人に
睨まれてるし……ね☆」
「…………………へっ?」
後ろ…………?
振り返ると
「…………っゆ、ゆゆゆ優太くん///」
「…………おい。奏太!!」
優太くんは、あたしの後ろにいて
奏太さんを呼んだ。
なんか気にかかってたんだけど
なんで、、タメ口なの…;;
ま、それは、おいといて
「何?説教?」
にやっと奏太さんは、笑う。
「ちげーよ。説教は、あかりにする」
えっ;さらっと怖いこと言いましたよね!?
「じゃあ、何?」
「お前、多分、あきらめ切れてねーと
思うから言うけどさ
あかりを手放すつもりないから。
もし、百歩譲って、あかりが
奏太のこと好きになってもオレは、
それでも譲るつもりねーから」
ドキッ─…………。
「/////」
嬉しすぎる─…………。