涙ペットボトル



「あ、あたし自分で買うよ!」


「な、なんでだよ!おかしいだろ!

オレからのクリスマスプレゼント!」


「あ、あたし一応クリスマスプレゼント
優太くんへあるけどくだらないものだし!そんな贅沢すぎる!」


「そんなのいいから!オレがあげたいだけだから」


「……///////」


「だから、選んで?」

腕で顔を隠しながら言う優太くん。


照れ隠しかわいい!


「で、では、お言葉に甘えて…」


「おう!どんとこい!」

にこっと笑う優太くん。


嬉しいなぁ。




_______。


「いいの?こんな高価な指環。」


「いーのいーの!」


近くの公園のベンチに座り、
指環が入っている紺色の箱を開けた。






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