涙ペットボトル


たしかにびっくりしすぎ。

けどびっくりしてあたりまえ。



「そんなっ!優太くんに恋してるなんて。ありえない!」



「あかり、顔真っ赤♪」



「うそっ!」



うわぁ。どうしよう。これじゃあ、恋してるって言ってるみたいじゃん。



みるみる顔が真っ赤になるのがわかる。



「まぁ。あかりが優太くんのこと好きになるのもおかしくないよ。だって相手が
かっこよくて優しいんだもん」


あたしはハッとしてかのんちゃんを見つめた。



「もしかして、、かのんちゃん…
優太くんのこと───好き?」






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