涙ペットボトル
ドキッ、ドキッ、ドキッ、ドキッ。
早くなる鼓動。
あたしが真っ赤になっていると、
優太くんが─────。
「なんか、大丈夫?
悩み事とかある?」
「へ……………?」
あたしは、とぼけたように言った。
「え?違ってたらごめんだけど、
なんか………あったんかなぁぁって」
それって、、、、優太くんとちーちゃんのことが気になるから?
うそ、、気づいてるの?
あたしは、ニコッと笑った。
「大丈夫だよ。心配してくれて
ありがと」
「いゃ、、そんなたいしたことしてねーし、、。
でも何もなかったらよかった!
あ!でも何かあったら、相談にのるから」