アっと驚くお狐さま!!【完】
終わったら、西条は滅茶苦茶息が切れていた。
「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」
「おいお前。大丈夫か?」
「怖かったです…」
「今回のは、結構強敵だったな」
「そ、そうだったんですね…。怖かったです」
「もの凄い金欲にまみれた魍魎だったな。久し振りだったなあーあんなの」
「あ、あの、いつくらいからこれやってるんですか。この山での霊退治」
「具体的には2歳くらいから気持ちでやってたんだけど」
「気持ちって何すか」
「あー、念を飛ばして、祓ってたの。お前が今日やってたみたいな軽いやつを」
「ええー!もう一生付いて行くっすー!!」
「お狐になったのは、周囲に薦められて7歳から。本当は5歳くらいからやりたかったんだけど」
「い、いやあ、そんな小さい子があんな飛んだり跳ねたりしたらダメですよ」
「まあそうだな。帰るか」
「はい」
その日は、それで解散した。
「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」
「おいお前。大丈夫か?」
「怖かったです…」
「今回のは、結構強敵だったな」
「そ、そうだったんですね…。怖かったです」
「もの凄い金欲にまみれた魍魎だったな。久し振りだったなあーあんなの」
「あ、あの、いつくらいからこれやってるんですか。この山での霊退治」
「具体的には2歳くらいから気持ちでやってたんだけど」
「気持ちって何すか」
「あー、念を飛ばして、祓ってたの。お前が今日やってたみたいな軽いやつを」
「ええー!もう一生付いて行くっすー!!」
「お狐になったのは、周囲に薦められて7歳から。本当は5歳くらいからやりたかったんだけど」
「い、いやあ、そんな小さい子があんな飛んだり跳ねたりしたらダメですよ」
「まあそうだな。帰るか」
「はい」
その日は、それで解散した。