アっと驚くお狐さま!!【完】
僕は頂上まで上がって、そして、この街に住む魔と決した。
倒して口から出る血を拭っていたら、おおー!という声と、ガサガサという音が茂みからした。
しまった。人か。僕は言った。
「誰だ。名前を言おう」
その茂みは言った。
「俺俺ー!俺俺ー!」
僕は思わず言った。
「え、誰」
そいつは茂みから出ずに、言った。
「俺ー!西条健一ー!」
倒して口から出る血を拭っていたら、おおー!という声と、ガサガサという音が茂みからした。
しまった。人か。僕は言った。
「誰だ。名前を言おう」
その茂みは言った。
「俺俺ー!俺俺ー!」
僕は思わず言った。
「え、誰」
そいつは茂みから出ずに、言った。
「俺ー!西条健一ー!」