無口彼氏×積極彼氏



あたしのクラスは今日体育ないから良かったあ!

背伸びをしながら、ほっといきをつく。



裕人のマネをしようと顔の右側を机につけて見る。

ひやっとしている机は気持ちがいい



あたしが目を閉じようとした時、背中に誰かがくっついた。

「なーつ、寝ちゃうのー?」


それは京谷で、猫みたいにすり寄ってくる。


「さっきまで喧嘩してたでしょ…」

「もう終わったし」


目を閉じながら話をするあたし。

段々と机もあたしの体温で冷たさがなくなってきた…




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