Special Edition
「覚悟しろ?嫁業を完璧にこなしても、妻業を疎かにした罰だ」
「そんなぁ……」
ガックリと項垂れ、
脱力感全開のゆのの手を引き寄せて。
『Honey,Let's go home☆』
これ以上無いほどに不敵に微笑んで見せた。
すると、ゆのは顔を引き攣らせながら
俺の後をゆっくりと歩き始めた。
そんな彼女の手を握り、愛の巣へ向かう道中。
『お仕置き』は、
何にしようか……想いを巡らせて。
自宅へ到着しても浮かない顔のゆの。
時より俺の顔をチラ見する。
「チラ見するほど、イイ男か?」
「なっ?!」
俺はさらに悪ふざけを。
テンパる彼女を余裕で見下ろす。
フッ。
さて、今宵はどんなゆのが見れる事やら。
離れに到着した俺とゆの。
俺は玄関の鍵を開け、彼女を先に入らせた。
草履を脱いで、端へ避けるゆの。
………終始、無言のまま。
俺が敷居を跨ぐと、