Special Edition
ビクッと身体を揺らした絢は、
キッと睨むように振り返る。
そんな表情もそそられて堪らない。
絢は“小さいから”と頑なに拒み続けたが、
絢の胸は平均よりは多分小さい。
だけど……
小さいなりにも、すげぇ柔らかくて
別に大きさは気にならなかった。
抱きしめると分かる華奢な身体。
小さいなりにも柔らかい胸。
やっぱりコイツは“女”なんだと
俺は改めて実感した。
「何て言う石?」
「クンツァイト」
「どういう意味?」
「自分で調べろ」
「えぇ~?教えてくれてもいいじゃない」
「言ったら効力が半減する」
「えっ?ホント!?」
………マジにすんなって。
石の意味は………
………無限の愛を与える。
~FIN~