あなたへ贈るメッセージ
「パパっ…」

思わず涙が溢れる。
15年間ずっとあたしを守ってくれた。育ててくれた。

そんな強い強いパパが、事故なんかで死んじゃわないよね?死ぬわけないよね?

どうか、パパを助けて!!


神は、あたしの願いを聞いてはくれなかった。

あの音が__ 消えた。

「あなた?あなた!?そっ…そんな!ウソでしょう!?ウソって言って!」

「こんなの…悪夢だよ!パパが死ぬわけない…」

ママもお姉ちゃんも泣き叫んでいる。





医者が病室に入ってきて、パパの脈を確認した。
そして、言った。
「私たちも、全力を尽くしましたが…」



そんな…パパが…?
ありえない…ありえないよ…ありえない

そんなこと、ありえないよっ!
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