同居人【完】
出だし
あいつが言う。
「あーあ、あとあれを買わなくちゃ…」
「だからメモとかしなくていいっつーに」
俺はいつもメモなんて不要論をかましているのだが、こいつはいつもまめまめしくメモをしては買い物に行く。今日は俺、時間があったから一緒に買い物に来れてるZ。
俺は会社を起こしてばかりで、正直滅茶苦茶忙しい。でもまあ、自営業なので時間は取り放題なんだははは。
俺は、あいつ手にしてが見ているメモを盗み見る。
「あと、蜂蜜、大根、素麺だな」
「ちょ!何見てんだよ人のメモ!!」
「これから実物見るから良いだろ」
「まあなあ…」
このあいつは、最近職を失ったばかりという感じで(まあ実際最初きっかけはそうだった)、俺の家に間借り、というか居候して一年。
そろそろ関係をどうにかしようかなあ、と俺は思っている。
「あーあ、あとあれを買わなくちゃ…」
「だからメモとかしなくていいっつーに」
俺はいつもメモなんて不要論をかましているのだが、こいつはいつもまめまめしくメモをしては買い物に行く。今日は俺、時間があったから一緒に買い物に来れてるZ。
俺は会社を起こしてばかりで、正直滅茶苦茶忙しい。でもまあ、自営業なので時間は取り放題なんだははは。
俺は、あいつ手にしてが見ているメモを盗み見る。
「あと、蜂蜜、大根、素麺だな」
「ちょ!何見てんだよ人のメモ!!」
「これから実物見るから良いだろ」
「まあなあ…」
このあいつは、最近職を失ったばかりという感じで(まあ実際最初きっかけはそうだった)、俺の家に間借り、というか居候して一年。
そろそろ関係をどうにかしようかなあ、と俺は思っている。