愛するが故に・・・
指名客と言っても、私は週に一回しか働いていない。

マネージャーに聞いたのか、
分からないけど、
私が出勤する時は必ずいる。


いつものように言葉は少しだけ…

こんな感じで一カ月が過ぎて行った。

一か月もたつと私はこの男に慣れてきた。

なれとは本当に恐ろしいものだ。

何も話さず、差し出されたグラスにお酒を作る…

二時間くらいたつと、チェックをする。


これがいつもだった。
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