愛するが故に・・・
「てめー。俺の女に………会長」


「おお。高山久しぶりだな。元気にしてるか」


「お久しぶりです。今日はどうして…」


「ああ、立石とたまには飲みに行くかと思ってな。

 俺がここにいちゃまずいのか?」


「いっいえ。そんなことは…

 それより、こいつとは…」


「こいつ?ああ、この娘の事か? 

 偶々、横で飲んでいたから、ちっと話をしたが…

 高山の知り合いのようだな・・・」


「はい。」


「お前の女か?この前言ってた…」


「はい。理香といいます。

 おい、理香挨拶だ。うちの会長に…」


私は、まあ、しょうがない状況だろうなとは思いながら…



『森本理香です』


名前だけ挨拶をした…

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