愛するが故に・・・
俺は経理課の所属している角田祐司。

まあ、学生時代から自分で言うのもなんだけど、もてる。

就職してからも女に苦労したことはない。

今も本命の女の子はいないけど、遊ぶだけの子は何人かいる。

まあ、社内で手を出すと俺の経歴に差しさわりがあるから、

社内ではつままないことにしている…


そんな俺の前に、あの女が現れた。

森本理香…

俺はいままにないくらいその女がほしくなった。

もし、そいつに付き合ってくれってコクられたらまじで付き合う位、

一目ぼれだった。

部署も違うし、なんとか接点を持とうとしたが、なかなか話す気がなかった。

周りのうざい女子社員どもは俺にコクってくる。お前誰だって奴もだ。

なのに彼女は何も話しかけてはくれない…

社内で、何となくリサーチしてみれば、どうやら彼氏はいないようだ。
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