愛するが故に・・・
私、和真さんのお嫁さんになれるの…


『和真さん…私・・・』


「ああ、森本理香は今日で終わりだな。

 明日からは高山理香になるんだな…」



和真さんにそう言われて、私は和真さんに抱きついた。

そして、和真さんの唇が私の唇に重なった。

それはまるで、教会で誓いのキスをするような優しいキスだった。
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