愛するが故に・・・
そして、私はマネージャーの後ろについていく。

お席はどこかと思えば、私が入ったこともないなんとVIPルームだった。


VIPルームと言えば、座るだけでウン十万の席だ。
このご時世、それができるのは相当なお金持ち。
きっと、どっかの金持ちエロじじいだろう…

まあ、いつもの通りやるだけだ。


VIPルームに入り、
お客様の顔を見ると、
私の予想に反した人物が座っていた。

モデルのような男性。
目鼻立ちはすっきりしているし、きっと背も高いだろう。

高そうなスーツを身にまとい、
そして、なんともいえないオーラを出している。

ただ…この人物は近寄りがたい雰囲気を持っている。


それでも、仕事は仕事だ。
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