愛するが故に･･･

『ホストクラブは先輩に連れていかれて何回か行ったことがあるだけです。
　まるで行きつけ見たいに言わないでください』

私が、和真さんに言い返しているのが、珍しいのか、

となりにいるホストのような秘書のような人は茫然と見ていた…


「会長…よろしいでしょうか…」


「ああ…理香、こいつは田中だ。
　おもに金関係を任せている」


『あっ…森本理香です。
　よろしくお願いします。』


「はじめまして、田中と申します。」


本当に秘書見たいな人だな…

この世界にいるのがやっぱり不思議な気がする…


「田中…理香に気に入られたようだな…」


「会長…そう言っていただけると幸いです。」


「フッ…それからもう一人、昨日一緒にいた奴がいたのを覚えているか…」


『……はい』


「そいつも田中同様俺の側近だ、…じきに顔を出すだろう…」



和真さんがそういった数分後…

コンコンというノックの音とともに昨日の男性が現れた。