愛するが故に・・・
そう言ってくれる父が本当にうれしかった。

久しぶりの父との会話は私の心を温かくしてくれるものだった。

父は和真さんの事をあんな風に言ってたけど、あの世界の事はよくわからない。

数年前まで話したことがないような人がいる世界だから。


父がとりあえず認めてくれただけで良かった。

でも和真さんにはまだ父の事は言えない。

和真さんの態度が変わってしまったらいやだから・・・


組のトップの娘としてではなく今まで通りでいたいから・・・
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