この想いの名前

そんな真剣な七瀬に嘘はつけず正直に今悩んでることを打ち明けた


｢なるほどね〜…百瀬か…｣


話しを聞いた七瀬はなんだか嬉しそうな顔をして


｢それってさ…恋？｣


｢えぇ!?なんで!ただ友達として心配なだけだよ…｣


第一、好きって感情も分からないのに恋してるかなんて…


｢じゃあさ､百瀬といると気持ちがふわふわしない？｣


｢気持ちが…ふわふわ…｣


｢もっと一緒にいたいとかさ思わない？｣


｢……分かんない。｣


ほんとに分からない
そう思ったことあるか自分でも分かんない…


｢そっかぁ…まぁ後はきっかけかな｣


七瀬はふぅー…と息をはいて腕を組みなにか考えていた


分かんないよ…恋なんて